J-DESCでは、地球掘削科学の推進に係るさまざまな研究サポートを行っています。是非、ご活用ください。一部のサポートについては、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)との連携により実施しています。ここでは、JAMSTECによる地球掘削科学の支援制度も含めてご案内します。
学生・若手研究者のみなさまへのサポート
KCCレガシーコアサンプリングのための学生旅費支援制度
IODPの世界三大コア保管庫のひとつである高知コアセンター(KCC)には、たくさんのレガシーコア(過去の海洋科学掘削航海にて採取されたコア試料)が保管されています。これを活用した研究を行う J-DESC 参加機関の学生(学部生・大学院生)を対象に、KCCを訪問するための旅費の一部を補助します。
地球掘削科学に関するスクール等参加支援制度
J-DESC以外の機関・団体が主催する、地球掘削科学に関するスクール、セミナー等に参加するための費用の一部を支援します。
J-DESCコアスクール
コア解析に必要なスキルを習得するためのコアスクールを実施しています。基礎的なスキルを習得するコースや、より応用的・専門的な内容のコースなど様々なコースがあります。
J-DESC会員機関からご参加いただく学生・大学院生の方には、参加旅費の支援も行っています。
SCORE教育乗船枠
「ちきゅう」を用いた表層科学掘削プログラム(Chikyu Shallow Core Program: SCORE)は、日本が運用する「ちきゅう」で実施する短期間の掘削航海です。SCORE航海の実施時に首席研究員の監督・指導のもと、乗船研究者の一員として掘削航海へ参加できる「教育乗船枠」があります。
掘削提案サポート
ICDP(陸上掘削)への掘削提案に関するサポート
ICDP部会執行委員会にてICDP掘削提案に関するプロポーザル作成支援を行っています。
IODP(海洋掘削)への掘削提案に関するサポート
IODP部会の科学推進専門部会による、IODP掘削提案に関するプロポーザル作成支援(j-watch)、事前調査データ取得支援を行っています。
※「ちきゅう」を用いた表層科学掘削プログラム(Chikyu Shallow Core Program: SCORE)は、「ちきゅう」が海域に出る機会を有効に活用し、短期間で実施できる海底表層の科学掘削(ピストンコアリング)の提案をJ-DESC会員から広く募集し、実施する航海です。国際プログラムへの提案のステップアップとしてもご活用ください。
乗船研究者のみなさまへのサポート
IODP乗船支援のページをご覧ください。
- 乗船に係る旅費等の必要経費を支給します。
- 乗船後に実施されるSampling Party等に係る必要経費を支給します。
- J-DESC独自の支援制度として、「プレクルーズトレーニング」と「アフタークルーズワーク」があります。
※いずれの支援制度も細かい注意事項がございますので、よくご確認ください。