2024.04.18

鮮新世温暖期地球可視化プロジェクト研究集会

会員の方より、以下の研究集会のお知らせをいただきましたので、ご案内いたします。

2024年度共同利用・共同研究拠点「地球掘削科学国際研究拠点」研究集会

鮮新世温暖期地球可視化プロジェクト研究集会
Workshop on the Warm Pliocene IMAGES project

  • 日程:2024年4月29日(月・祝日)13:30~4月30日(火)
  • 場所:高知大学海洋コア国際研究所 B棟2Fセミナー室 + Teams(ハイブリッド開催)

趣旨・概要

 鮮新世温暖期は、現在と同程度の温室効果ガスのもと現在よりも2−3℃気温が上昇していたと考えられており、21 世紀に⼈類が経験する温暖地球のアナログとして注⽬されている。数多くのシミュレーションがなされているが結果は場所によりまちまちで、地質情報に基づく検証が必要不可⽋である。⼀⽅深海掘削古海洋学研究では、多種多様な⽬的で多数の掘削がなされてきたが、年代モデルは⽇々改定されてきており、⾮破壊分析による連続データが得られているのはごく限られている。
 本研究集会では,近年実施された JOIDES Resolution 号航海(Exp.379, 395, 400, 401ほか)や⽇本周辺の鮮新統に関する情報交換を⾏うとともに,鮮新世温暖期のシミュレーション(cf. PRISM5/PlioMIP3)に制約条件を与える古海洋実証データを得るための現状と課題を整理し、リポジトリコアや現在進⾏中コアから重点研究すべき試料を抽出、鮮新世温暖期にターゲットを絞った⾼精細古海洋イメージングにむけたリポジトリコア再解析プログラム(ReCoRD)プロポーザル作成について議論する。

登録方法、その他の詳細は、ご案内(PDF:概要・プログラム)をご参照ください。

お問合せ先

高知大学海洋コア国際研究所(KCC/MaCRI)
岩井 雅夫 教授

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