アウトリーチ&教育プログラム

コア解析基礎コース

掘削船やコア解析の現場などで行われているコア試料の肉眼岩相記載の方法、スミアスライド作成・観察法、非破壊計測法などは、これまでの大学カリキュラムでは体系的にレクチャーする機会はほとんどありません。このスクールは、堆積物コアを用いた研究をスタートさせる際に必須であるこれらの観察・計測法の概要やノウハウなどを、船上や陸上施設などの様々な研究現場で豊富な経験をもつ講師陣が実践的に解説する実習型スクールです。
会場となる高知コアセンターは、IODPのコアレポジトリーとしても位置づけられているとともに、コア試料を中心とした分析解析拠点としての機能も有しているため、「ちきゅう」や「JOIDES Resolution号」の船上コアフローや陸上掘削コアの解析フローを擬似体験することができます。意欲あふれる方々の参加をお待ちしています。

2022年度 募集要項

 ※終了しました

日程

2022年8月16日(火)プレイベント/17日(水)〜19日(金)レクチャー・実習

※プレイベント参加はオプションになります。
8月16日は高知大学の宿泊施設を利用できないため、プレイベントに参加される場合、8月16日の宿泊は各自で手配をお願いします。
※新型コロナウイルスの感染拡大の状況によっては中止・延期となる場合がございます。

会場

高知コアセンター(高知大学/JAMSTEC)
〒783-8502 高知県南国市物部乙200

※高知コアセンターは、高知大学海洋コア総合研究センターと海洋研究開発機構高知コア研究所が共同運営する、コア保管解析の為の国際施設の共通名称です。

実施体制

主催

日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)

共催(予定)

高知大学海洋コア総合研究センター、海洋研究開発機構高知コア研究所、 産業技術総合研究所地質調査総合センター

協力

株式会社マリン・ワーク・ジャパン

募集内容

対象

国内の大学学部生および大学院生・研究者・技術者

募集人数

12名

参加費

500円
※この他、宿泊費(宿泊施設を手配予定)、食費等の実費がかかります(10,000円程度)

応募方法

応募フォームよりお申込みください。
※応募フォームは申し込み開始期間中、ページの下部に表示されます。

申し込み期間

2022年7月29日(金)~8月7日(日)23:59

※先着順。定員に達し次第、申し込み受付終了とさせていただきます。
 →定員に達したため受付を終了します。

旅費支援について

J-DESC会員機関所属の学生を対象に、参加に係る旅費を補助します。

  1. 補助額:上限¥10,000/人
  2. 資格:所属機関がJ-DESC会員機関である学部生・大学院生
    (会員機関かどうかは指導教員へ問い合わせるか、アウトリーチ&教育プログラムでご確認ください)
  3. 注意事項
  • 参加申し込みのオンラインフォームに「会員機関所属学生への参加旅費の補助」を選択する欄がありますので、補助を希望する学生は「YES」を選択してください
  • 入金は参加後となります
  • 補助対象の方には、参加応募締切後、J-DESC事務局よりメールで案内が送付されます
  • 案内が送付された後、必要書類をご提出いただきます
  • 期日までに必要書類の提出がなかった場合は、補助対象外となります(スクール参加資格は残ります)

実施内容

レクチャー内容

  • IODP概論(プレイベント)
  • コアキュレーション概論(プレイベント)
  • 岩相記載概論
  • スミアスライド概論
  • 非破壊コア解析概論

実習項目

肉眼岩相記載、スミアスライド観察、マルチセンサーコアロガー計測、分光測色計側

実習利用機器

マルチセンサーコアロガー、分光測色計、実体顕微鏡、偏光顕微鏡、X線CTスキャナ

講師・チューター(予定)

講師

  • 池原 研(産業技術総合研究所地質情報研究部門)
  • 池原 実(高知大学海洋コア総合研究センター)
  • 入野 智久(北海道大学大学院地球環境科学研究院)
  • 浦本 豪一郎(高知大学海洋コア総合研究センター)
  • 久保 雄介(海洋研究開発機構高知コア研究所)
  • 黒田 潤一郎(東京大学大気海洋研究所)
  • 多田井 修(マリン・ワーク・ジャパン)
  • 久光 敏夫(海洋研究開発機構高知コア研究所)

チューター

  • 安川 和孝(東京大学大学院工学系研究科エネルギー・資源フロンティアセンター)
  • 尾張 聡子(東京海洋大学学術研究院海洋資源エネルギー学部門)

その他

レクチャーは日本語で行います。テキストは英語となります。

Lecture
Lecture.
Visual Core Description
Visual Core Description.
Visual Core Description
Color Measurement.
Visual Core Description
Observation Smear Slides.

新型コロナウイルスへの対応について

開催の可否は、国内におけるコロナウイルス感染の状況を踏まえた高知コアセンターのコロナウイルス感染症対応方針を基に、2月末を目途として判断します。ただし、緊急事態が発生した場合は必要に応じて中止・延期とさせていただきますので、予めご了承ください。

開催の際は、感染症対応を徹底し、「三つの密」(換気の悪い密閉空間、多くの人の密集、近距離での会話や発話)を回避し、関係者のマスク着用、アルコール手指消毒、毎日の来館時に受付で検温を行うなど、十分な対策を実施いたします。

世話人

氏名所属TELEmail
浦本 豪一郎 高知大学海洋コア総合研究センター 088-864-6725 uramoto.go@kochi-u.ac.jp
池原 実 高知大学海洋コア総合研究センター 088-864-6719 ikehara@kochi-u.ac.jp
有本岳史 海洋研究開発機構高知コア研究所 088-878-2205 arimotot@jamstec.go.jp

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※J-DESC会員機関所属の学生のみ。Student from J-DESC members ONLY
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