アフタークルーズワーク(ACW)
J-DESC枠にて乗船する研究者(MSPの場合はOnshore Science Party参加も含む)に対しては、日本独自の支援制度として、プレクルーズトレーニングおよびアフタークルーズワークがあります。
概要
アフタークルーズワーク(ACW)とは、IODP研究航海(MSPの場合Onshore Science Party)中に完了しなかった分析作業や航海後に必要となった分析作業、航海後に実施することを、あらかじめ計画している分析作業を指します。実施に当たっては申請条件を満たし、掘削航海専門部会で認められた場合に、旅費等の支援を行っております。なお、機器使用料・消耗品費等の支援は行っていません。
申請条件
- J-DESC枠のIODP研究航海乗船研究者(MSPの場合はOnshore Science Party参加者)であること
- 航海後のモラトリアム期間内であること
- 取得しようとするデータが乗船研究者全体で使用されるものであること(個人研究は認められない)
- 乗船した航海で取得したコア試料・計測データを用いた分析・解析作業であること
- 作業を行う場所は、高知コアセンター(KCC)等の国内に所在する施設であること
ACWをKCCで実施する方は旅費支援に加え、以下の支援が受けられます。
- 施設使用日程、支援計画調整に関する支援(KCC-ACW事務局)
- KCCの分析機器の使用>>別表(PDF)
- 分析作業に関する支援(KCCスタッフ)
※KCCを利用する方は、高知コアセンター分析機器等の利用ガイド(PDF)をよくお読みください。
提出書類
申請書 | 実施の2ヶ月前までにACW実施申請書(様式6)をご提出ください。 |
KCCの分析機器の申請書 | 実施の2ヶ月前までにKCC分析機器等使用申込書(様式7)をご提出ください。(KCCを利用の場合) |
旅費(宿泊費、交通費)にかかる領収書 | 旅費支援を利用する場合は、実施2週間以内にご提出ください。紙で発行された領収書については原本を郵送にて、電子媒体のみの場合はメールに添付してご提出ください。 ※終了後、2週間以内に提出 |
報告書 | 実施2週間以内に指定様式「報告書(様式8)」にてご提出ください |
連絡先・書類の提出先
郵送宛先
〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2-15
海洋研究開発機構 研究プラットフォーム運用部門 掘削計画支援室内
J-DESCサポートオフィス