2023.09.18

東京大学の辻 健 教授がAGU 2023 Taira Prizeを受賞

米国地球物理学連合(AGU)より2023年のAGU各賞の受賞者が発表されました。

”The Asahiko Taira International Scientific Ocean Drilling Research Prize”(平朝彦国際深海科学掘削研究賞;海洋掘削科学を通じた分野横断的研究における優れた業績や貢献が認められた若手・中堅研究者を対象に贈られる賞)に、東京大学の辻 健 教授が選ばれました。
辻教授は地震学をはじめ水文学、測地学、惑星科学の分野で、190 を超える査読付き論文を発表し、日本地震学会、日本地質学会、国際測地学地球物理学連合 (IUGG) から賞を受賞されています。文部科学省若手科学者賞、西日本文化賞も受賞されています(詳細情報:https://tsuji-lab.jp/)。南海トラフ地震発生帯掘削計画においても顕著な貢献をされました。日本人の受賞は、2015年の稲垣史生さん(JAMSTEC)、2022年の北島弘子さん(Texas A&M 大学)に続き、3人目となります。

AGUのウェブサイト:
https://www.agu.org/Search/PublicProfile?userId=98769311-8E2D-4D9B-B500-422F9D495837

また、掘削科学に貢献された以下の方の受賞がありました。

Norman L. Bowen Award and Lecture
佐野 有司教授(高知大学)が、顕著な地球化学への貢献者に与えられるNORMAN L. BOWEN AWARD AND LECTURE2023を受賞することになりました。

AGUのウェブサイト:
https://www.agu.org/honors/announcement/section-awards-lectures

https://www.agu.org/Search/PublicProfile?userId=9730B9CF-4C8F-4E90-A371-C037CFC460C3

UNION FELLOW
Demian Safferさん(米国テキサス大学オースティン校)
南海トラフ地震発生帯をはじめ沈み込み帯における物理特性、応力場の測定、間隙水圧、摩擦挙動の研究で顕著な貢献をされました。

AGUのウェブサイト:
https://www.agu.org/Search/PublicProfile?userId=C70F5C6E-3D47-4348-B70D-13C4647F498F

◆詳しくはAGUのウェブサイトをご覧ください。
授与式及び招待記念講演は12月にサンフランシスコで開催されるAGU Fall Meetingにて行われます。またJpGU 2024年大会表彰式において2023 Taira Prize受賞者が紹介されます。

Congratulations to the 2023 AGU Union Medal, Award, and Prize Recipients;
https://www.agu.org/honors/announcement

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