ICDPの体制
ICDPの加盟国は分担金(金額は国により異なる)を支払い、ICDPは加盟国の研究者から陸上科学掘削のプロポーザルを受け付けます。採択されたプロポーザルはICDPプロジェクトとして、掘削費用の一部補助を受けることができる他、様々な支援・サービスが提供されます。
ICDPの運営は以下の体制で行われています。
理事会 (Assembly of Governors; AOG) | 出資国の代表により構成され、ICDPの政策を決定し活動を監視する。 |
執行委員会 (Executive Committee; EC) | メンバー各国から出される代表1名により構成され、計画全体の総括、プロポーザルの実行順位 の決定、予算の配分、および各掘削の運営・実施に当たる。 |
科学諮問グループ (Science Advisory Group; SAG) | 世界の主導的な研究者により構成され、提出されたプロジェクトを評価(ピアレビュー)し、計画委員会に送る。 |
技術支援グループ (OSG) | プロポーザルを提出する人に技術的な助言を与えると共に、実際の掘削の管理、得られた試料・データの整理分配を行う。 |
日本からの委員(2023年5月現在)
理事会 (AOG) | 戸谷 玄 | 文部科学省 |
---|---|---|
執行委員会(EC) | 小野 重明 | 海洋研究開発機構 |
科学諮問グループ(SAG) | 土屋 範芳 | 東北大学 |