掘削提案の流れ・サポート制度
ICDPに科学掘削を提案するには
日本はドイツ地球科学研究センター(GFZ)と海洋研究開発機構との間で締結されたMOUに基づくICDP加盟国です。日本の大学や研究機関に在籍する人であれば、誰でも掘削プロジェクトを提案することができます。掘削プロポーザルの提出締め切りは、毎年1月15日です。
プロポーザルの要件等は、ICDPのホームページをご確認ください。
J-DESCのICDP部会では、より良いプロポーザルの作成支援をはじめとした支援を行っています。ぜひ、ご活用ください。
※掘削プロポーザルは提案者からICDPに直接提出しますが、日本の活動状況の把握、推進のため、プロポーザルの提出の際にはJ-DESC総合事務局にご一報いただけますと幸いです。
ICDP掘削プロポーザル提出から実施まで
ICDPの掘削プロポーザル提出から、掘削の実施までの流れは以下のとおりです。
- プレプロポーザルを提出→科学諮問グループ(SAG)によるピアレビュー
- ワークショッププロポーザルの提出→SAGによるピアレビュー・執行委員会(EC)による承認
- ワークショップの開催による、研究チーム構築、国際化、掘削計画の具体化
- フルプロポーザル提出→SAGによるピアレビュー・ECによる承認・理事会(AOG)による採択決定
- 自己資金の確保、技術支援グループ(OSG)からの技術的支援・助言
- 掘削計画の実行
SAG、EC、AOGから、プロポーザルの修正、追記を求められることがあります。その場合は、ひとつ前のステップに戻り、再度、プロポーザルを提出します。
ICDP掘削プロポーザル作成のポイント
J-DESCによるICDP掘削提案サポート
ICDPへの掘削提案を作成するにあたって活用できるサポートには以下があります。
プロポーザル作成支援 | ICDP部会執行委員会による、提案書の査読、アドバイス |
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ICDP掘削提案なんでも相談窓口 | 陸上掘削プロジェクトの計画に関する相談窓口。是非お気軽にご連絡ください。 |
J-DESC会員提案型活動経費 | 掘削プロポーザル作成のためのワークショップや勉強会の開催等の支援制度 |
IODP・ICDP関連ワークショップ等支援事業 | 海洋研究開発機構(JAMSTEC)が実施する、IODPおよびICDPへの掘削プロポーザル作成等に係るワークショップの開催、参加への支援制度。 |