2023.12.27

DSeis-PROTEAワークショップのご案内(2024/1/22-24)

会員の方より、ICDPの掘削プロジェクトに関するワークショップのお知らせをいただきましたので、ご案内いたします。

DSeis-PROTEAワークショップ

ICDP-DSeisでは、南アフリカのオークニー地区で発生したM5.5の地震(オークニー地震)の余震域に達する掘削に成功し、また、2億年間にわたって地表環境から隔離されていた高濃度塩水脈を発見しました。
DSeisの成果を発展させ、地震発生や地下生物圏の理解を一層深めるための新たな掘削プロジェクト・PROTEAの準備を進めています。PROTEAでは、地震の核形成と破壊伝播過程を解明するため、オークニー地震の破壊開始点と強震動生成域をターゲットとした掘削に挑みます。また、地下生物圏の多様性と普遍性を調査するため、高濃度塩水脈に達する複数の掘削も行います。

つきましては、DSeisの総括とPROTEAのキックオフのためのワークショップを2024年1月22-24日に、ヨハネスブルクで開催しますので、ご興味のある方の参加を歓迎します。ワークショップにはオンラインでも参加できます。また、一部のセッションのみの参加も可能です。参加希望の方は、以下のサイトでご登録ください。オンライン参加の方には、後日、接続先をお知らせします。

日時:2024年1月22日(水)~24日(金)
場所:School of Geoscience, Witwatersrand University, Johannesburg, South Africa / オンライン

Organizing Committee: Y. Yabe, J. Castilo, R. Durrheim, A. Gomez, T. Kieft, P. Sar, M. Manzi, D. Nisson, H. Ogasawara

参加登録フォーム

ワークショップの詳細なプログラムは調整中ですが、セッション割は以下の通りです。

1月22日午後(日本時間:22日20:00-24:00頃)
・DSeis,PROTEA,BVDPの成果・概要の紹介
・南アフリカで検討中の掘削プロジェクト群(CIMERA)の紹介

1月23日午前(日本時間:23日15:00-19:00頃)
・Japan geotechnology showcase(日本で開発された応力測定技術や地震データ解析プログラムの紹介)

1月23日午後(日本時間:23日20:00-24:00頃)
・地球微生物・地球化学に関するDSeisの成果とPROTEAでの研究課題

1月24日午前(日本時間:24日15:00-19:00頃)
・DSeisの成果とそれを踏まえてPROTEAが目指す方向についての総合討論

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