会員提案型活動経費の利用

会員のみなさまの自由な提案による掘削科学コミュニティの活性化を図る施策（例えば、シンポジウムの開催や若手研究者交流会等）への支援を行います。応募資格は、正会員または個人会員で、年間総額30万円程度で複数の提案への支援を行います。

「ちきゅう」を用いた表層科学掘削プログラム（SCORE）への掘削提案

「ちきゅう」を用いた表層科学掘削プログラム（Chikyu Shallow Core Program: SCORE）は、日本が運用する地球深部探査船「ちきゅう」が、IODP航海以外の科学掘削航海、回航、掘削機器の試験等の海域に出る機会を活用して実施する、短期間の科学掘削航海を行うしくみです。この掘削提案への応募資格は、①正会員に所属する方、②個人会員、③①または②を代表者とした提案者グループです。

SCORE教育乗船枠の乗船者に対する旅費支援

（2）のSCOREにおいては、地球掘削科学に興味を持つ大学院生が乗船研究者の一員として航海に参加できる「教育乗船枠」を設けています。会員機関から参加する大学院生については、乗下船地までの旅費をJ-DESCが負担します。また、航海後に実施されるサンプリングパーティー（航海で採取した試料の記載、分析等の作業を行う会合）への旅費を一人あたり最大2万円支援します。

KCCレガシーコアサンプリングのための学生旅費支援制

これまでの海洋科学掘削航海にて採取されたコア試料は高知コアセンター（KCC）に保管されています。会員機関に所属する学部生・大学院生が、このコア試料のサンプリングのためにKCCを訪問する場合に、その旅費を一人当たり最大2万円支援します。

地球掘削科学に関するスクール等参加支援制度

会員機関に所属する学部生・大学院生・若手研究者が、J-DESC以外の機関・団体が主催する、地球掘削科学に関するスクール、セミナー等に参加するための費用の一部を支援します。

J-DESCコアスクール参加に係る旅費支援

J-DESCでは、掘削船による研究航海の現場等で行われているコア試料の観察・分析方法を体系的に学ぶコアスクールを開催しています。会員機関に所属する学部生・大学院生の方は、最大1万円の参加旅費支援が受けられます。

J-DESC役員の選挙権及び被選挙権

J-DESCの運営は理事会及びIODP、ICDP各部会に設置された執行委員会を中心に進められます。理事会及び両部会の部会長は選挙によって選出されますが、選挙権は正会員に、被選挙権は正会員機関に所属する者に与えられます。

会員総会

会員総会は、正会員をもって構成し、会長が招集するのもので、原則として年に一回、開催されます。ここでは、(1)活動報告及び収支決算 (2)活動計画及び収支予算 (3) その他コンソーシアムの運営に関する重要事項で理事会において必要と認めるものが審議され、正会員は運営に関与いただくことが可能です。

その他会員の権利

会員は、コンソーシアムの定期刊行物の配布を優先的に受ける権利 、コンソーシアムの主催する事業に優先的に参加する権利があります。

入会申込書をJ-DESC総合事務局までお送りください。

入会申込書の受理後、学会支援機構から当該年度の年会費請求書が送付されますので、それを用いて年会費をお支払いください。年会費の支払いが確認された日をもって、入会となります。

J-DESCの二つの部会（IODP部会及びICDP部会）のうち、既に片方の会員となっている機関が、新たに他方の部会にも加入される場合は、入会申込書の入会希望部会欄において両部会にチェックを入れたものをご提出ください。なお、いずれか一方の部会に加入される場合も、両方の部会に加入される場合も、年会費の額に変動はありません。