J-DESCと高知コアセンターでは,レガシーコアやデータを活用したバーチャル研究航海(Virtual Expedition) という新たなコンセプトの研究プラットフォームの検討を始めています.
これは,採択された研究テーマのもとで国際的な研究グループを募集し、1年程度の期間をかけてデータ取得,パイロット研究,集中的なサンプリングを行うアイデア(下図)で,個々のサンプルリクエストより大きなプロジェクトを想定しています.いわば掘削をせず,既存のコアやデータを再活用して掘削以外の全てを行う仮想的な研究航海です.これを通して,さらなる外部資金の獲得や将来の新規掘削提案に発展させ,掘削科学コミュニティーの維持拡大につなげるための取り組みです.
【掘削科学コミュニティからの意向調査】
今後の枠組みを検討したり,国際調整を開始するにあたり,掘削科学コミュニティからのご意見を募集し,その結果を以下のとおりまとめました.ご協力くださいましたみなさま,誠にありがとうございました.
◆意向調査実施期間:2022年4月26日(火)~5月28日(土)
◆実施方法:オンライン
※5月25日に行われたJpGUの出展者セミナーでもご紹介しました。
◆回答数:13
※画像をクリックするとPDFが開きます。
お問合せ:
J-DESC レガシーコア・データの活用方針検討タスクチーム
黒田 潤一郎(東京大学大気海洋研究所)
kuroda[a]aori.u-tokyo.ac.jp
※[a]を@に替えてメールを送信ください