2011年3月11日、東北地方太平洋沖M9の巨大地震が発生しました。地震時に発生する断層の 摩擦熱など、地震発生の本質を理解するために重要なシグナルは、地震発生後の比較的短期間にしか捉えることができません。2008年東京で開催された国際 ワークショップは集中的にこの科学課題を検討し、地震発生後に速やかに“Rapid Response Fault Drilling”を行うことの重要性を唱えました。
http://www.pmc.ucsc.edu/~rapid/
東北沖地震の断層は海底下にあるプレート境界とされているため、深海掘削はその地震断層にア クセスする唯一の手段です。IODP-MIは、3月下旬に開催されたSPCの議論を踏まえて、この課題を検討するグループDPG(Detailed Planning Group)を設立しました。
本ページでは東北地方地震断層緊急掘削の進捗状況を報告いたします。
会議報告書
第1回DPG会議@東京(2011年5月18日~20日)
Report of the Rapid Response Drilling Following the Tohoku Earthquake DPGNew!
プロポーザル策定チームへの参加希望のご連絡
J-DESCサポート
infoの後に@j-desc.org
DPGが検討する科学的内容に関するお問い合わせ
日本側DPG共同議長
Jim Mori (moriの後に@eqh.dpri.kyoto-u.ac.jp)
小平秀一(kodairaの後に@jamstec.go.jp)