IODP Exp. 389 Hawaiian Drowned Reefs 開始のお知らせ

IODP Exp. 389 Hawaiian Drowned Reefs、Offshore phase開始のプレスリリースが、欧州海洋研究掘削コンソーシアム(ECORD)よりありましたのでお知らせします。
本航海は、ハワイ島近海の沈水サンゴ礁にて掘削を行い、過去50万年間の古気候の解明、詳細な海水準曲線の復元、突然の気候変動に対するサンゴ礁の生態学的な応答、さらにはハワイの沈降と火山活動の歴史の解明を目指します。

本プロジェクトには11カ国から29名の研究者が参加し、うち10名が今般開始されるOffshore phase(航海)に乗船します。日本からは以下の4名の研究者が参加し、うち1名がOffshore phaseに乗船します。プロジェクトの研究メンバー全員が参加するOnshore phase(航海後の陸上分析)は、2024年2月にドイツのブレーメン大学海洋環境科学センターにて予定されています。

  • Offshore (乗船): 2023年8月31日~10月31日
    Onshore Science Party (航海後の陸上分析): 2024年2月(詳細な日程は未定)
  • 乗船/下船地:Honolulu(Hawaii)
  • 日本からの参加者
氏名 所属 役職 乗船中の役割
浅海 竜司 東北大学 准教授 Inorganic Geochemist
横山 祐典 東京大学 教授 Inorganic Geochemist
福與 直人 産業技術総合研究所 学振特別研究員 Paleomagnetist
HUMBLET Marc 名古屋大学 准教授 Paleomagnetist _Offshore

詳しくは、ECORDのプレスリリースをご覧ください。
https://www.ecord.org/iodp-expedition-389-press-release-2023/

 

 

 

 

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