J-DESC IODP部会 マントル掘削ワーキンググループ主催セミナー(6)
【日時】8月5日(木) 15:10-15:40
【講師】江口暢久 (海洋研究開発機構 研究プラットフォーム運用開発部門 運用部長)
【タイトル】「海洋科学掘削ほり始め:海洋地殻をつらぬいてその先へ」
【要旨】文豪ジョン・スタインベックは1961年4月CUSS一号というバージを改造した掘削船に乗って洋上にいました。モホール計画の最初の航海です。それから何年が経ったでしょうか?海洋地殻をつらぬいてモホ面のサンプルを回収するというモホール計画の目的はまだ達成されていません。これはある意味嬉しいことで、皆さんがこの目標を成し遂げるチャンスがあるということです。CUSS号で行われた海洋掘削技術の根本は変わっていません。しかし、掘削機器の性能はずいぶんと向上し、まだたくさんの技術的なチャレンジはありますが、マントル掘削を真剣に考えることができるようになってきました。今回のセミナーでは、スタインベックが乗ったCUSS号の挑戦から、地球深部探査船「ちきゅう」でできること、海底下を掘るというのはどういうことか、そして現在考えられているマントル掘削の技術的課題について、時間の許す限り話そうと思います。
【ファシリテーター】稲垣史生(海洋研究開発機構 研究プラットフォーム運用開発部門
マントル掘削プロモーション室長)
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