募集〆切:2/9(木)17:00
J-DESCでは、3月に開催するコアスクール コア解析基礎コースおよびコア同位体分析コースの参加者を募集します。

コア解析基礎コースの様子

コア同位体分析コースの様子
概要
実施目的:
掘削船や研究船およびコア解析の現場などで行われているコア試料の肉眼岩相記載の方 法,スミアスライド作成・観察法,非破壊計測法などは,これまでの大学カリキュラムでは体系的にレクチャーする機会はほとんど無い.コア研究をスタートさ せる際に必須であるこれらの観察・計測法の概要やノウハウなどを,船上や陸上施設などの様々な研究現場で豊富な経験をもつ講師陣が実践的に解説する実習型 スクールを行う.会場となる高知コアセンターは,IODPのコアレポジトリーとしても位置づけられており,かつ,コア試料を中心とした分析解析拠点として の機能も有しているため,「ちきゅう」や「ジョイデスレゾリューション」の船上コアフローや陸上掘削コアの解析フローの一端を実体験することもできる. よって,本スクールの実施は,地球掘削科学を支える若手研究者および技術者の育成・底辺の拡大,IODP・ICDPの普及・啓蒙に大いに寄与することとな ると期待される.
実施日程:
2012年3月6日(火)~9日(金)
実施場所:
高知コアセンター (〒783-8502 高知県南国市物部乙200)
>>高知コアセンターWeb
コアセンターは,高知龍馬空港に近接する高知大学物部キャンパス内にあります.
>>アクセス方法
実施体制:
[主催]:日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)
[共催]:高知コアセンター,海洋研究開発機構 海洋・極限環境生物圏領域,産業技術総合研究所地質情報研究部門
[協力]:株式会社マリン・ワーク・ジャパン
世話人
池原 実(高知大学海洋コア総合研究センター)
E-mail: ikeharaの後に@kochi-u.ac.jp
実施内容
講師(予定):
池原 研(産業技術総合研究所地質情報研究部門)
池原 実(高知大学海洋コア総合研究センター)
L.P. Gupta(海洋研究開発機構高知コア研究所)
黒田潤一郎(海洋研究開発機構海洋・極限環境生物圏領域)
坂本竜彦(海洋研究開発機構海洋・極限環境生物圏領域)
多田井修(マリンワークジャパン)
富山隆將(海洋研究開発機構高知コア研究所)
久光敏夫(海洋研究開発機構高知コア研究所)
村山雅史(高知大学海洋コア総合研究センター)
※このほか,チューターとして若手研究者(3名程度)を招聘する予定.
レクチャー内容:
IODP概論
岩相記載概論
スミアスライド概論
非破壊コア解析概論 など
実習項目:
X線CTスキャナ解析,コア半割,肉眼岩相記載,スミアスライド観察,マルチセンサーコアロガー計測
実習利用機器:
X線CTスキャナ,マルチセンサーコアロガー,分光測色計,実体顕微鏡,偏光顕微鏡など
成果物(予定):
レクチャーノート,スミアスライドの世界,VCDカード
応募方法
参加をご希望の方はオンラインフォームからお申し込みください。
オンラインフォーム>>こちら
※通常、オンライン申込から24時間以内に受付のメールをお送りしますが、12/28 17:30~1/3に申込をした場合は1/4以降に受付メールをお送りします。
募集人数:18名
申込〆切
2012年2月9日(木)17:00
応募者多数の場合、早期に締め切る場合があります。
概要
目的
地球化学試料の各種同位体組成は、その形成環境・形成過程や構成する物質の起源 などによって変動することから、環境解析や年代決定、生物種の同定などに広く用いられています。しかし実際に利用するには、教科書的な知識に加えて、分析 テクニックを学びノウハウを習得することが必要となる。
コア同位体分析コースは、4月進学予定を含む大学院生以上を対象とした、コア解析のための応用的・専門的なスキルを学ぶためのコースで下記を主目的とする。
- 個別の機器に特化した試料の前処理法、各機器システムの使用法、データの評価・解析方法などを習得。
- 高知コアセンターの高精度同位体分析装置を用いて、実際の試料を分析する少人数での実習。
会場となる高知コアセンターは、IODPのコアレポジトリーとしても位置づけら れており、かつ、コア試料を中心とした分析解析拠点としての機能も有しているため、「ちきゅう」や「ジョイデスレゾリューション」の船上コアフローや陸上 掘削コアの解析フローの一端を実体験することもできる。よって、本スクールの実施は、地球掘削科学を支える若手研究者および技術者の育成・底辺の拡大、 IODP・ICDPの普及・啓蒙に大いに寄与することとなると期待される。
実施日程
2012年3月10日(土)~12日(月)(3日間)
実施場所
高知コアセンター (〒783-8502 高知県南国市物部乙200)
>>高知コアセンターWeb
コアセンターは,高知龍馬空港に近接する高知大学物部キャンパス内にあります.
>>アクセス方法
実施体制
共催:高知コアセンター
協力:株式会社マリン・ワーク・ジャパン
世話人・問い合わせ先
阿波根直一(海洋研究開発機構 高知コア研究所)
TEL: 088-878-2188、 ahagonの後に@jamstec.go.jp
池原 実(高知大学 海洋コア総合研究センター)
TEL: 088-864-6719、ikeharaの後に@kochi-u.ac.jp
実施内容
昨年度と同様に、以下の2プログラムを予定している。
プログラム1:炭酸塩の酸素・炭素同位体分析(有孔虫クリーニング等の前処理を含む)とデータ解析
a. 実習項目:安定同位体質量分析計(Isoprime社IsoPrime)を用いた炭酸塩試料の酸素・炭素同位体分析を、試料の処理から初歩的なデータ処理まで。
b. 募集人数:3名
c. 講師(予定):池原実(高知大)・松岡淳(MWJ)・坂井三郎(JAMSTEC)
プログラム2:炭酸塩のストロンチウム同位体分析(湿式化学分離を含む)とデータ解析
d. 実習項目:表面電離型質量分析計(Thermo Fisher Scientific社TRITON)を用いた炭酸塩試料のストロンチウム同位体分析を、試料の処理から初歩的なデータ処理まで。
e. 募集人数:3名
f. 講師(予定):石川剛志・谷水雅治(JAMSTEC)・永石一弥(MWJ)
応募方法
参加をご希望の方はオンラインフォームからお申し込みください。
オンラインフォーム>>こちら
※通常、オンライン申込から24時間以内に受付のメールをお送りしますが、12/28 17:30~1/3に申込をした場合は1/4以降に受付メールをお送りします。
募集人数:
炭素・酸素:3名
ストロンチウム:3名
申込〆切
2012年2月9日(木)17:00
応募者多数の場合、早期に締め切る場合があります。
学生参加の補助
J-DESC会員機関所属の学生を対象に,J-DESCから旅費の補助をいたします。詳細は下記をご覧ください。
1.補助額:上限¥10,000/人
2.応募資格:所属機関がJ-DESC会員機関である学部生・大学院生
(指導教員へ問い合わせるか、こちらでご確認下さい)
3.注意事項
- コア解析基礎コースおよびコア同位体分析コース両方に参加しても上限は¥10,000となります
- 参加申し込みと同時に補助を希望の旨、明記してください
- 案内が送付された後、必要書類を提出して頂きます
- 入金は参加後となります
- 補助対象の方には、参加応募締切後、J-DESC事務局よりメールで案内が送付されます