このスクールは,海底堆積物コア,掘削コアなどの非破壊解析について,最先端の解析装置などを使って,原理や手法,具体的なノウハウなどを少人数で学ぶことを主たる目的とします.
開催日程
2008年度も開催を予定しています(調整中)
開催場所
海洋研究開発機構・地球内部変動研究センター地球古環境変動研究プログラム(IFREE4)
対象
ちきゅう乗船研究者・技術者,その他非破壊解析に関係,関心のある研究者,技術者,院生,学生
講師
坂本竜彦・飯島耕一・菅野裕子(海洋研究開発機構・地球内部変動研究センター)
概要
最先端のコア非破壊解析に関する講義と実験・講義:
「最先端のコア非破壊解析と機器開発」,「非破壊XRFコアロガーの概要
実習:
「含水率による非破壊蛍光X線解析の定量におよぼす影響の評価実験」
「持ち込み試料を使った測定(花崗岩コアの変質部の非破壊解析,鍾乳石の元素分布の解析,湖沼コアの元素分布,色分布,内部構造分布の解析)」など
データの解析,レポート作成
お問い合わせ
海洋研究開発機構・地球内部変動研究センター
坂本竜彦tats-ronのあとに@jamstec.go.jp
日時
2007年6月20日(水)~6月22日(金)
場所
海洋研究開発機構地球内部変動研究センター
〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2-15
対象
ちきゅう乗船研究者・技術者,その他非破壊解析に関係,関心のある研究者,技術者,院生,学生
参加者
6名(うち会員機関からの参加者3名)
講師
- 飯島耕一(海洋研究開発機構・地球内部変動研究センター)
- 坂本竜彦(海洋研究開発機構・地球内部変動研究センター)
- 菅野裕子(海洋研究開発機構・地球内部変動研究センター)
内容
最先端のコア非破壊解析に関する講義と実習
講義
最先端のコア非破壊解析と機器開発(坂本)
講義
非破壊XRFコアロガーの概要(坂本)
実習
標準試料を使った各種定量実験(飯島)
・含水率による非破壊蛍光X線解析の定量におよぼす影響の評価実験
実習
実際の試料を使った測定(実際に行ったこと)
・花崗岩コアの変質部の非破壊解析(持ち込み試料)
・鍾乳石表面の元素分布の解析(持ち込み試料)
・湖沼コアの元素分布,色分布,内部構造分布の解析(持ち込み試料)
スケジュール
6月20日
11:00-12:30 講義:スクール概要説明・非破壊コア解析の基礎概念(坂本)
12:30-13:30 昼食
13:30-14:30 講義:非破壊蛍光X線コアロガーについて(坂本)
13:30-17:30 実習:非破壊蛍光X線コアロガー操作法・試料準備法(飯島)
17:30-18:00 夜間測定の設定・夜間測定実施
6月21日
9:30-17:30 実習
(1)定量実験
(2)各自測定試料
6月22日
9:30-11:30 実習
11:30-12:30 まとめ(坂本)
レクチャーノート(配布)
・概要説明
・非破壊コア解析の基礎概念(坂本)
・非破壊蛍光X線コアロガーについて(坂本)
・非破壊蛍光X線コアロガーの操作法・簡易マニュアルF1(飯島)
・非破壊蛍光X線コアロガーの操作法・簡易マニュアルF2(飯島)
・試料準備手法・ノウハウ(飯島)
・感想アンケート
参加者にはスクールで学んだこと,測定した内容をレポートとして提出することを課題とした(7月31日〆切).
レポート提出者には,「修了書」を渡す.
TATSCAN1 TATSCAN2
講義風景
TATSCAN3 TATSCAN4
実習風景
TATSCAN5 TATSCAN6
結果のまとめをする参加者
まとめの会での結果発表