地球深部探査船「ちきゅう」は、海底下7,000mという世界最高レベルの掘削能力と船上研究設備を持つ最新鋭の科学掘削船です。現在、日米が主導し、世界24ヶ国が参加する統合国際深海掘削計画(IODP)において、巨大地震発生メカニズムや海底下に広がる地下生命圏、地球規模の環境変化や地殻変動の解明といった地球科学の革新的な飛躍を目指して研究を行っています。
本スクールでは、「ちきゅう」に乗船し、掘削技術や研究手法を学ぶほか、研究区画において、実際のコアサンプルを用いた試料処理、各種計測の操作実習、海洋科学掘削研究の意義や研究トピックなどを、船内生活を通じて学ぶことを目的とします。
将来の乗船研究者を目指して、また乗船体験や実習の成果を授業等で活用するために、「ちきゅう」に乗り込んでみませんか?
「ちきゅう」乗船スクール2010_2月
募集コース
主催・協力
主催:海洋研究開発機構/統合国際深海掘削計画(IODP)
協力:日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)
若手研究者向けインターンシップコース 開催案内
IODP乗船研究に関心のある若手研究者を対象に、カッティングス試料や訓練航海で得られたコア試料などを利用して、船上分析機器を用いた実験・データ解析を実施し、「ちきゅう」船上での乗船研究者またはラボテクニシャンの活動の実際を学びます。
日程
2010年2月10日(水) – 13日(土) 3泊4日(船内泊)
※2月10日朝の乗船予定です。
実施場所
地球深部探査船「ちきゅう」船上
※静岡県清水港着岸沖を予定していますが、変更の可能性もあります。
※乗船・下船場所は2009年12月中旬に発表予定です。
対象
IODP乗船研究に関心のある若手研究者(博士課程~ポスドク研究員程度)
募集人数
5名程度
実習内容
海洋掘削コア試料の観察と記載実習(共通)
堆積物の間隙水分析を中心とした地球化学実習(選択)
掘削試料を使った古生物学実習(選択)
参加申し込みなど
>>こちら
教育関係者乗船体験コース
理科教員や博物館・科学館スタッフなどを対象に、教材開発など授業等で活用できる素材作りをテーマとします。
実際のコアサンプルなどを利用して、「ちきゅう」船上での探査・研究活動を体験し、海洋科学掘削研究の意義や最新の研究トピックなどを、船内生活を通じて学びます。
日程
2010年2月13日(土) – 14日(日) 1泊2日(船内泊)
※2月13日朝の乗船予定です。
実施場所
地球深部探査船「ちきゅう」船上
※静岡県清水港沖錨泊地を予定していますが、変更の可能性もあります。
※乗船・下船場所は2009年12月中旬に発表予定です。
対象
理科教員や博物館・科学館スタッフなど
募集人数
5名程度
実習内容
- 提案テーマ
担当教科,学年,興味などに応じて、授業等で活用できる素材作りを行うにあたり、「ちきゅう」船上で取り組みたいテーマを一点提案してください。
(様式自由)ご提案内容の実施可否については参加決定後に検討いたします。
なお、期間中に掘削作業は実施されませんので、予めご了承ください。 - 実習内容(予定)
「ちきゅう」掘削・研究システムの見学
コア試料の観察入門(実習)
*南海掘削コア試料から探る巨大地震発生帯(講義)
*微化石が物語る地球環境の変遷(微化石の抽出,電子顕微鏡観察等)
参加申し込みなど
>>こちら
参加費ならびに申込方法など(両コース共通)
参加費用
- 船内での食事代(1日2,000程度)
- 集合場所まで ならびに解散場所からの交通費は参加者負担となります。
- J-DESC会員機関から参加される学生には、参加旅費の一部として1万円の援助を予定しております。旅費支援を希望される方は、申し込み時にその旨、明記してください.
参加申込方法
下記の必要事項を明記の上、電子メールでお申し込みください。
書類選考により参加者を決定します。
選考の結果を1月20日頃までに電子メールにてご連絡いたします。
応募に必要な書類
- 名前(ふりがな)
- 学年または職名
*J-DESC会員機関支援(¥10,000/1名)ご希望の方は、その旨、明記して下さい. - 所属機関名
- 所属先住所
- 所属先電話番号
- 所属先FAX番号
- 電子メールアドレス
- 専門分野
- 参加志望理由(様式自由)
・若手研究者コース>> 希望する実習テーマ(地球化学実習または古生物学実習)
・教育関係者コース>> 「ちきゅう」船上で取り組みたいテーマと成果の活用計画について
(参考)選考の基準:
若手研究者コース>> 研究内容や専門性を持っているか.乗船研究者を目指しているか等.
教育関係者コース>> 乗船体験をどのように具体的な形として広く活用するか等.
申し込み先
申し込み受付は終了いたしました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
問い合わせ先
海洋研究開発機構 地球深部探査センター
「ちきゅう」乗船スクール(担当:スギハラ、ヨシザワ)
TEL:045-778-5647 / FAX:045778-5704
Eメール:cdex のあとに、 @jamstec.go.jp
応募〆切
2010年1月15日(金) 17時00分必着
その他・注意事項
- 参加決定後、2月3日(水)までに、乗船申請書、健康診断書の写し等の提出が必要です。
特に健康診断書(12か月以内に受診したもの)は入手に時間がかかるため、応募時にあらかじめご用意いただくことをお勧めします。 - 学生の方は、指導教官の承認および学生傷害保険等で保証されていることが必要です。社会人の方は、勤務先(雇用先)の承認が必要です。
- 乗船の際に安全講習を受けていただき、船内規則に従っていただきます。
- 荒天や本船の運航予定等により延期または中止することがあります。
- お伝え頂いた個人情報は、お申し込みいただいたご本人からのお問い合わせ・お申し込みへの回答や返信、確認のために利用します。また、収集した個人情報は、独立行政法人海洋研究開発機構個人情報保護についての基本方針に従って適切に管理します。
参考
◆ 地球深部探査船「ちきゅう」とは? >> こちら
◆ 「ちきゅう」船上の様子 >> こちら
◆2008年に開催された様子は本ページ上部の『2008』タブをクリックしてご覧下さい。
「ちきゅう」乗船スクール2010_1月
募集コース
主催・協力
主催:海洋研究開発機構/統合国際深海掘削計画(IODP)
協力:日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)
若手研究者向けインターンシップコース 開催案内
IODP乗船研究に関心のある若手研究者を対象に、カッティングス試料や訓練航海で得られたコア試料などを利用して、船上分析機器を用いた実験・データ解析を実施し、「ちきゅう」船上での乗船研究者またはラボテクニシャンの活動の実際を学びます。
日程
2010年1月6日(水) – 9日(土) 3泊4日(船内泊)
※1月6日朝の乗船予定です。
実施場所
地球深部探査船「ちきゅう」船上
※静岡県清水港着岸
※乗船・下船場所は2009年12月中旬に発表予定です。
対象
IODP乗船研究に関心のある若手研究者(博士課程~ポスドク研究員程度)
募集人数
5名程度
実習内容
1日目 | 乗船(朝、通船) |
安全講習 | |
掘削・探査技術について(船内見学) | |
2-3日目 | 各種実習と講義コア試料のX線CTスキャナデータを基礎にして、岩相記載と物性測定値を繋ぐ方法を実習する予定です。1) X線CTスキャナデータを用いたコア構造解析入門
2) コア岩相記載法(初級) 3) コア試料の物性測定基礎手法 |
1月9日(土) | 実習内容のまとめレポート作成 成果発表下船 |
参加申し込みなど
こちら
教育関係者乗船体験コース
理科教員や博物館・科学館スタッフなどを対象に、教材開発など授業等で活用できる素材作りをテーマとします。
実際のコアサンプルなどを利用して、「ちきゅう」船上での探査・研究活動を体験し、海洋科学掘削研究の意義や最新の研究トピックなどを、船内生活を通じて学びます。
日程
2010年1月9日(土) – 11日(月・祝) 2泊3日(船内泊)
※1月9日朝の乗船予定です。
実施場所
地球深部探査船「ちきゅう」船上
※静岡県清水港着岸
※乗船・下船場所は2009年12月中旬に発表予定です。
対象
理科教員や博物館・科学館スタッフなど
募集人数
5名程度
実習内容
(1)提案テーマ
担当教科,学年,興味などに応じて、授業等で活用できる素材作りを行うにあたり、「ちきゅう」船上で取り組みたいテーマを一点提案してください。
(様式自由)ご提案内容の実施可否については参加決定後に検討いたします。
なお、期間中に掘削作業は実施されませんので、予めご了承ください。
(2)基本コース(予定)
◇安全環境衛生
船上およびプロジェクト実施における安全・環境対策について(講義)
◇掘削探査技術について
「ちきゅう」掘削システムの見学、マントルまで掘削するための探査技術について(講義)
◇科学計測技術について
「ちきゅう」船上ラボの見学とサンプル・データ計測方法について(講義)
◇ラボでの研究実習
(コア試料中の鉱物、微化石(有孔虫ほか)鑑定、全化学分析実習などを予定)
◇地球生命科学と海洋科学掘削計画について(講義)・まとめ
実習内容のまとめ、レポート作成、成果発表
参加申し込みなど
>>こちら
参加費ならびに申込方法など(両コース共通)
参加費用
- 船内での食事代(1日2,000程度)
- 集合場所まで ならびに解散場所からの交通費は参加者負担となります。
*J-DESC会員機関から参加される学生には、参加旅費の一部として1万円の援助を予定しております。旅費支援を希望される方は、申し込み時にその旨、明記してください.
参加申込方法
下記の必要事項を明記の上、郵送もしくは電子メールでお申し込みください。
書類選考により参加者を決定します。
選考の結果を12月中旬に電子メール等にてご連絡いたします。
応募に必要な書類
- 名前(ふりがな)
- 学年または職名
*J-DESC会員機関支援(¥10,000/1名)ご希望の方は、その旨、明記して下さい. - 所属機関名
- 所属先住所
- 所属先電話番号
- 所属先FAX番号
- 電子メールアドレス
- 専門分野
- 参加志望理由(様式自由)
(若手研究者コース) 希望する実習テーマ
(教員向けコース) 希望する実習テーマと成果の活用計画について
申し込み先
申し込み受付は終了いたしました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
<郵送>
〒236-0001 神奈川県横浜市金沢区昭和町3173-25
海洋研究開発機構 地球深部探査センター
IODP推進・科学支援室「ちきゅう」乗船スクール 係
<電子メール>
cdex のあとに、 @jamstec.go.jp
問い合わせ先
海洋研究開発機構 地球深部探査センター
「ちきゅう」乗船スクール(担当:アハゴン、ヨシザワ)
TEL:045-778-5647 / FAX:045778-5704
Eメール:cdex のあとに、 @jamstec.go.jp
応募〆切
2009年12月11日(金) 必着
その他・注意事項
- 参加決定後、12月22日(火)までに、乗船申請書、健康診断書等の提出が必要です。
特に健康診断書(12か月以内に受診したもの)は入手に時間がかかるため、応募時にあらかじめご用意いただくことをお勧めします。 - 学生の方は、指導教官の承認および学生傷害保険等で保証されていることが必要です。社会人の方は、勤務先の承認が必要です。
- 乗船の際に安全講習を受けていただき、船内規則に従っていただきます。
- 荒天や本船の運航予定等により延期または中止することがあります。
- お伝え頂いた個人情報は、お申し込みいただいたご本人からのお問い合わせ・お申し込みへの回答や返信、確認のために利用します。また、収集した個人情報は、独立行政法人海洋研究開発機構個人情報保護についての基本方針に従って適切に管理します。
- 2010年2月以降の開催も別途計画しています。
参考
◆ 地球深部探査船「ちきゅう」とは? >> こちら
◆ 「ちきゅう」船上の様子 >> こちら
◆2008年に開催された様子は本ページ上部の『2008』タブをクリックしてご覧下さい。
開催報告
佐世保にて開催されました「ちきゅう」船上研究経験スクールのスナップ写真を掲載します.参加者は,船内見学や船上での実習によって,IODPでの乗船研究のイメージが沸いてきたのではないでしょうか.
イントロダクション | ドリラーズハウスで説明を聞く |
実習の様子 | 実習の様子:コアフローを勉強中 |
サイエンス・カフェの様子 | 実習をまとめる受講生たち |
実習をまとめる受講生たち2 | Exp. 999のロゴマークがちきゅうに掲示されました |
実習のまとめ発表の様子 | 実習のまとめ発表の様子2 |
修了証授与 | 停泊中の「ちきゅう」 |
開催概要
現在、佐世保沖に停泊中の「ちきゅう」に特別に乗船し、船内を見学するほか、船 上ラボの分析機器や実際のコアサンプルを用いて、地球科学の諸問題を解決するための分析手法や方法を学びます。また、研究航海経験が豊富な講師陣によるミ ニ講義や最新科学トピックの紹介などを、船内生活を通じて学ぶことができます。
将来のIODP乗船科学者を目指して、「ちきゅう」に乗り込んでみませんか?
日程:
2008年9月26日(金)~2008年9月28日(日)2泊3日
集合・解散:
長崎県佐世保駅
実施場所:
地球深部探査船「ちきゅう」船上(長崎県佐世保市佐世保港沖錨泊地)
※集合・解散,実施場所が変更になりました。今後も変更になる可能性がございます。情報はその都度ご提供いたしますが、ご不明な点などございましたら本ページ下部にありますお申し込み・お問い合わせ先までご連絡ください。
宿泊地:
「ちきゅう」居住区画※原則ひとり部屋ですが状況によりふたり部屋になることもあります。
募集人数:
20名程度(応募者多数の場合、J-DESC会員機関所属の応募者を優先のうえ、J-DESCにて選考を行いますのでご了承ください)
対象:
IODP乗船研究に興味のある大学生、大学院生など
参加費:
3,000円程度(*3日間の食事代/また、集合場所までの交通費は自己負担となります。)
コアスクール概要
「ちきゅう」船上ラボにおいて、実際のコアサンプルを用いた肉眼記載、非破壊計測、スミアスライド作成と顕微鏡観察などの分析・計測実習を行う。また、掘削科学ミニ講義や実習成果の発表会を行い、IODP研究航海に関する経験を積む。
講師陣
倉本真一(地球深部探査センター/海洋研究開発機構 IODP研究航海統括)
池原 実(高知大学 海洋コア総合研究センター 准教授)
佐藤 暢(専修大学 経営学部 准教授)
石橋純一郎(九州大学 理学研究院 教授)
鈴木紀毅(東北大学 大学院理学研究科 助教)
実施内容(予定)
<1日目>
午前:乗船-船内安全講習-オリエンテーション(自己紹介等)-船内見学(掘削フロア、機関室等)-昼食(11:30-12:30)
午後:船内見学(操舵室、研究区画等)-ラボでの実習(コアの肉眼記載、非破壊計測、スミアスライド作成と観察等)-夕食(17:30-18:30)-掘削科学ミニ講義(質疑応答、意見交換)-就寝
<2日目>
午前:朝食(7:00-8:00)-ラボでの実習-昼食(11:30-12:30)
午後:ラボでの実習-夕食(17:30-18:30)-サイエンス・カフェ、レポート作成など-就寝
<3日目>
午前:朝食(7:00-8:00)-実習のまとめ-昼食(11:30-12:30)
午後:実習成果発表・アワード-下船
開催体制
共催:海洋研究開発機構/統合国際深海掘削計画(IODP)http://www.jamstec.go.jp/chikyu/
日本地球掘削科学コンソーシアム
日本科学未来館http://www.miraikan.jst.go.jp
関連リンク
地球深部探査船「ちきゅう」とは?: http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/CHIKYU/index.html
「ちきゅう」船上の様子はこちらでご覧いただけます。
>> http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/CHIKYU/tour.html
参加申し込み方法
募集は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。
参加申込用紙をダウンロードの上、必要事項を記入し以下までお送りください(メールのタイトルは、「ちきゅう」船上研究経験スクール参加申し込み としてください)。送付するエクセル書類のタイトルは、次のようにしてください(Registrationを消し、末尾に申込者の名前をローマ字で加える)。
例) 0809_chikyu_sakamoto.xls
申し込み先
infoのあとに@j-desc.org(J-DESC事務局)
※申し込み後、事務局より申し込み拝受のお知らせを送ります。24時間以内(平日の場合)に拝受の連絡が来なかった場合、何らかの理由で申し込みが完了していない場合がありますので、お電話にてお問い合わせください。
お問い合わせ
Tel:045-770-5359 Fax:045-770-5360
(上記メールでも受け付けております)
応募締切
8月21日(木)17:00
注意事項
* 「ちきゅう」乗船にあたっては、乗船申請・誓約書への同意や医師による健康診断証明書(12か月以内)の提出などの手続きが必要です(書類については参加可否のお知らせと共にお送りいたします)。
* 乗船の際に安全講習を受けていただき、船内規則に従っていただきます。
* 船内には高所や急な階段等があり、ひとりで船内を移動できる体力が必要です。
* 荒天等の理由により乗船できない場合があります。
* 未成年の方が参加される場合は、保護者の同意が必要です。
学生参加の補助:
J-DESC会員機関所属の学生を対象に,J-DESCから旅費の補助をいたします。詳細は下記をご覧ください。
- 補助額:上限¥10,000/1人
- 応募資格:所属機関がJ-DESC会員関である学部生・大学院生(指導教員に聞くかこちらでご確認下さい)。
- 注意事項
・参加申し込みと同時に補助を希望の旨、明記してください
・手続き後入金には1ヶ月ほどかかります
・補助対象の方には参加応募締切り後、J-DESC事務局よりメールで案内が送付されます
・案内が送付された後、必要な書類を提出していただきます
・期日までに提出がなかった場合は、補助対象から取り消させていただきます(スクール参加資格は残ります)