乗船旅費支援

概要

J-DESCでは、我が国でIODPを総合的に推進するJAMSTECと連携し、下図の項目に対応した旅費等の支援を行っています。

支援対象者:
J-DESCに乗船応募し、IODP研究航海の乗船研究者に選ばれた方。ただし、転出などにより各出張時に日本の機関に所属していない方は対象となりません。

支援対象費用:
当該のIODP関連活動に参加するために必要不可欠な以下の項目が対象となります。

  • 旅費(交通費、宿泊費、日当)
  • 乗船に際して必要不可欠な健康診断、予防接種、安全講習などにかかる費用(掘削船の運用機関から取得の指示があったもののみ)
  • パスポート交付費用(5年分)(有効なパスポートを持っていない場合)
  • Visa取得関連費用(申請料、領事館への交通費など)

なお、支援対象は出張にかかる費用のみです。会議開催国が日本となった場合でも、開催にかかる費用(会場費、レセプション費、巡検費用など)は原則としてホスト自身の負担となります。

詳細はJ-DESCサポートオフィス

までお問い合わせください。

支援の項目と概要
J-DESCshien

注意事項

  • 本支援を受ける研究者には海洋研究開発機構が出張依頼を行いますが、往復移動及び乗船/会議期間中における労務管理・災害補償等に関する主たる責任は出張者の雇用主が負うものであることをご確認の上、申請をお願いいたします。
  • 海洋研究開発機構から正式に出張依頼を行うまでチケットのご購入はお控えください。
  • 出張旅費は航空券代も含め、原則として出張終了後の精算払いとなります。

支援の内容と手続き

(1)乗船が決定したら提出

IODP研究航海に乗船が決定した方(Co-chief含む)は、乗船決定(Invitation letterへの承諾返信)後、個人情報および振込口座の登録をお願いします。登録後所属が変更になった場合は直ちに再登録をお願いします。

登録様式 提出・問い合わせ先
登録用紙(様式1)

お送りいただいた個人情報は、国立研究開発法人海洋研究開発機構個人情報保護管理規程に基づき、安全かつ適正に取扱います。
J-DESCサポートオフィス
海洋研究開発機構内
E-mail

(2)乗船前支援

項目 内容 必要書類
  • 健康診断費用
  • 診断書作成費用
  • 予防接種費用
掘削船運行機関の指定内容の通り
(交通費の支援なし)
  • Pre-expedition (cruise) meeting
    (Co-chiefのみ)
交通費、宿泊費、日当
  • プレクルーズトレーニング

詳細>>こちら(必ずお読みください)

交通費、宿泊費、日当
(会場費、会議費等の支援なし)

※海外出張の場合、上記の内容に加え以下の費用が支援されます。

  • パスポート交付料金(5年分)、写真代、住民票取得代等
  • ビザ(ESTA/ETASを含む)申請費用、交通費
    (詳細はお問い合わせください)

(3)乗船支援

項目 内容 必要書類
  • IODP研究航海(MSPのOnshore Science Party含む)
交通費、宿泊費、日当
(乗船中の支給なし)

※海外出張の場合、上記の内容に加え以下の費用が支援されます。

  • パスポート交付料金(5年分)、写真代、住民票取得代等
  • ビザ(ESTA/ETASを含む)申請費用、交通費
    (詳細はお問い合わせください)

(4)乗船後支援

項目 内容 必要書類
  • Sampling Party
交通費、宿泊費、日当
  • アフタークルーズワーク

詳細>>こちら(必ずお読みください)

  • 交通費、宿泊費、日当
  • 高知コアセンター(KCC)の機器利用およびそのサポート・調整(KCC利用の場合)
  • 1st Post-expedition (cruise) meeting
    (Co-chiefおよび招聘者)
交通費、宿泊費、日当
  • 2nd Post-expedition (cruise) meeting

※巡検期間中の費用は対象外

※海外出張の場合、上記の内容に加え以下の費用が支援されます。

  • パスポート交付料金(5年分)、写真代、住民票取得代等
  • ビザ(ESTA/ETASを含む)申請費用、交通費
    (詳細はお問い合わせください)

 

アウトリーチ活動へのご協力のお願い

乗船研究者のみなさまにおかれましては、以下のアウトリーチ活動へのご協力をお願いします。

(1)船上からの中継イベントへの協力

掘削航海の現場からの中継イベントの実施をご検討ください。これまでに、母校や所属大学等との中継イベントが行われてきました。是非、貴重なご経験を後輩や将来の人材育成、掘削科学コミュニティの活性化にご貢献いただければと思います。ご自身が中継先を指定したイベントのご提案を歓迎します。また、中継イベント開催を希望する世話人から協力打診があった場合にはご対応をお願いします。

ご参考:掘削船からの中継等のオンラインイベント開催ガイドライン

(2)船上レポートの寄稿

掘削航海中の出来事を船上レポートとして是非、ご寄稿ください。回数や投稿頻度の制限はありません。乗船期間中、無理のない範囲で、可能であれば写真を交えて現場のようすが伝わるレポートをいただければ幸いです。

過去のレポートは、J-DESCホームページの各航海のページからご覧いただけます。
船上レポート提出先:J-DESC総合事務局 info[a]j-desc.org

例)Expedition 390&393  https://www.j-desc.org/390393-south-atlantic-transect/

(3)プレスリリースへのご協力

IODP研究航海前に、JAMSTECより実施についてのプレスリリースを行います。リリース文案の作成にご協力ください。詳細は、J-DESC総合事務局よりご連絡いたします。

 

成果報告の義務

出張終了後2週間以内に所定の報告書を提出して下さい。報告書は、J-DESCのウェブページに掲載すると共に地球掘削科学推進委員会に提出させていただきます。また、乗船研究の成果を学術雑誌等に発表される場合には、海洋研究開発機構の支援を受けた研究であることを付記していただくと共に、発表論文等の著者、タイトル、掲載雑誌、出版年、出版号、掲載ページ等をJ-DESCサポートオフィスまでお知らせください。

個人情報の取り扱いについて

お預かりした個人情報は、登録者ご本人からのお問い合わせ・お申し込みへの回答や返信、確認のご連絡のために利用します。また、収集した個人情報は、国立研究開発法人海洋研究開発機構個人情報保護管理規程に基づき、安全かつ適正に取り扱います。

問い合わせ先

J-DESCサポートオフィス
海洋研究開発機構内

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